平井瑞季 (Mizuki HIRAI)

愛知県生まれ。京都芸術大学 空間演出デザイン学科 ファッションデザインコース卒業。大学在学中はジュエリーデザインを専攻。ジュエリー以外にも本を作ったり、布を染めたり、大きな鉛筆とかストローを作ったりもしていた。ファッションという人に一番近いところで新しい価値をつくること、生活の中に少しの幸せを生みだすこと、意味はないけどなんか夢があるな、と思うものを制作していた。

研究テーマ

「網入り板ガラスの研究」

暮らしのなかにある工業製品(今回は網入り窓ガラス)は、本来暮らしをより良くするため、安全のため作られた板ガラスであり、そこからまた新たに何かが制作されることを目的に作られていない。しかし、窓ガラス以外にも何にでもなれるし、窓ガラスだけにしかならないと思っていたものが別の何かになるっておもしろい。工業製品として身の回りにあるものの素材の可能性を探り、ガラスが持つ表情、ユーモア、オリジナリティ、アイデンティティを示す。


研究経過発表

網入り板ガラスは安全のために作られたガラスだけあって、カットする段階から、なかなか思った通りに割れてくれなかった。

熱を加えるだけで、ガラスの雰囲気がガラッと変わった。網入り板ガラスならではのあのワイヤーの並びが窓ガラスの要素を残しつつ、温度帯や型によってみせる表情が変わっていく。なんだか出来上がったガラスの色味も少しずつ違う感じがして、おもしろい。
すりガラスの板を重ねて焼き上げ、気泡がまばらに入ったものは、川のなかをのぞいたときみたいな見え方をしていて気に入ってる。

実験を進めていくうちに、ワイヤーが入っている板ガラスだからこそできる表情がわかってきたけど、私はあんまり好きじゃないかもと思いだしてきてて、でもそれがこのガラスの持つ特性だしな、ってちょっと悩んでる。








名古屋芸術大学での研究発表

発表テーマ

「網入り窓ガラスの研究」

暮らしのなかにある工業製品(今回は網入り窓ガラス)は、本来暮らしをより良くするため、安全のために作られた板ガラスであり、そこからまた新たに何かが生み出されることを目的に作られていない。しかし、窓ガラス以外にも何にでもなれるし、窓ガラスだけにしかならないと思っていたものが別の何かになるっておもしろい。工業製品として身の回りにあるものの素材の可能性を探り、ガラスが持つ表情、ユーモア、オリジナリティ、アイデンティティを示す。




ガラスについて

ガラスってなんとなく透明なもののイメージがある。大学生の時にガラスのことを何も知らないまま窯に入れて、おおよそのプログラムで溶かしたら失透した。もちろん失透なんて言葉も知らなかったけど、透明感がなくなって、プラスチックみたいな印象になった。ガラスってこんな表情にもなるんだ!とうれしかったのを覚えている。失透がガラスを制作する上であんまり良くないことなのか、人によってはいいことなのかはわからないけど、それもガラスが持つオリジナリティなんだなと思って、そういうのも込みでガラスっていいなと思う。なんかやけに繊細な感じとか。

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