竹内 菜々子 (Nanako Takeuchi)

千葉生まれ、熊本育ち。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。

研究テーマ

ー生活、風景の中に置くオブジェー

中学生の頃から「熱い視線」と題して、街を歩いて見つけた、美しいリズムを持つ風景や、トタン、ホース、ゴミネット、工事現場などを収集している。また、古道具や民藝品、民間仏や土偶などもとても好きである。それらには共通してどんな要素が潜んでいるのか。自分の中の美学を探ることも今回の研究テーマとし、「そのものひとつで人の人生を一変させるものではないけれど、力強いもの。なくても困らないけれど、あるといいもの。」をコンセプトに、普段絵を描く時と同じ感覚で造形された、様々な形のオブジェを制作する。

研究経過発表

現在、制作方法が異なるキャスティングを並行して制作している。プレスすることでガラスの厚みを意図的に変えたオブジェ、ダクトホースを型取りしたもの、ドローイングを元に粘土造形したキャスティング。一つの形の中に、様々なガラスの厚みを混在させることで、一色だけのキャスティングでも、色の変化を生み出すことができる。ホースを使ったキャスティングは、見立てとして制作しているのではなく、美しいと思ったホースの形をガラスに置き換えることで、そのホースにあった美しさ、面白さ、造形の特徴がガラスに映り込むのではないかという仮説のもと制作しているもので、出てきた形をみてどのように発展させるか考えたい。




名古屋芸術大学での研究発表

発表テーマ

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ガラスについて

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