五十嵐 治南 (Harumi Igarashi)
2002年群馬県に生まれ。自然が多い環境で自身の感性を自由に伸ばしながら育つ。2018年自由の森学園高等学校入学。部活でガラスに出会い、その魅力に惹かれる。2021年富山ガラス造形研究所入学。
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研究テーマ
「折り紙とガラス」
ワックスや粘土では表現することが難しい折り紙特有の折り目や細かさを、実際に折り紙を作りしっかりとガラスが入ってくれるように工夫、実験しながら制作していく。
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ガラスについて
私が感じるガラスの魅力は同じ作品でも置く場所、空間、時間帯、覗く部分によって見え方や感じ方が異なったり光の当たり具合で影ができたりと1つの作品でも沢山の表情が見えることです。そして極端に細かったり細かかったりというよりは自分の手でコントロールができる細さ、細かさで作ることに昔から興味を持ち普段製作しています。他にも熱いガラスはドロドロなのに対して冷えてしまえばカチカチになるという、同じガラスなのに違う素材のようにも感じられることが私の目にはおもしろく、そして不思議に写っています。
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私の興味について
私の興味あるものはいつもコロコロ変わる。あっちに興味を持ったと思ったら次はこっちに興味を示し、また違うものに興味を持ったと思ったらパタリと興味があるものがなくなったりもする。
今興味あるものと言ったら『人の考え方や言葉』だろうか。
人それぞれ考え方は異なり時にはぶつかり合いそれによって争いあったりもする。
同じことを考えてたとしても使う言葉によって相手が受けとる意味が変化するかもしれない。
そして、沢山の意見を聞いて自分が持っていた、考えていたことが本当にそう思っていたのか分からなくなるときがある。
考え方すべてに正解があるわけじゃない。多数派が絶対に正しいとも限らない。
それでもコミュニケーションを取るために考えを話す。それが面白くも感じる。
これがいま私が興味を持っていて思っていることだ。
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名古屋芸術大学での研究発表 |

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