Meixuan Li

1998年中国⽣まれ。2021年アメリカのメリーランド・インスティチュート・カレッジ・オブ・アート学部ファインアート専攻を修了。現在、富⼭ガラス造形研究所に在籍している。⼈類と⾃然や動物の繋がりに着⽬して、ガラス素材を中⼼として作品を展開している。

研究テーマ

私の研究は、動物と人間の間に精神的な絆を築くことである。動物の皮膚の模様からインスピレーションを得た小さな幾何学的なガラスのピースから身に着ける彫刻を作ります。現代社会において失われつつある人と動物の間の精神的なつながりを、ガラスの作品で探求したいと考えている。人間と動物が共に経験する生命の脆弱さと強さをガラスで表現し、作品に精神的な結びつきを表現する。

研究経過発表



名古屋芸術大学での研究発表

発表テーマ

「⿓」

古代の人々が動物を神として見なした⿓は、⾃然界にいる生き物の観察から啓⽰を得ていたことを象徴している。中国神話の⿓をテーマにして、私の作品はガラスの透明な特性を用いて、⿓を構成する九つの動物の⽪膚を再現し、⼈と⾃然、そして動物との⾒えない絆を表現します。

ガラスについて

多くの古代の宗教や儀式では、ガラスが聖なる道具や祭祀⽤品として使⽤され、神々との交流の媒体と⾒なされている。透明な玻璃は微細なディテールを捉え、独特の質感と視覚効果を創り出し、⼈間と神々との間のつながりを象徴する。




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