Minami Higuchi
樋口 実奈海



研究テーマ



1. 素材の研究(ガラスと土)
2. 作品の在り方(作品と鑑賞者への関わり方)





ガラスについて

ガラスは、熱と重力により刻々と姿を変えていく。それに日々うつりゆく人の心を重ねる。
どちらも変化する一瞬一瞬は、自分にとって大切なものだと思う。

どの一瞬を切りとって、作品にするか。
それはどこで私が感動したかによる。

影響するのは、思い出の中にある景色、経験。それはぼんやり光っていて、キラキラピカピカした音がする。そういうものが好きだったからだと思う。私はそんな感動をカタチにしたい。

私が感動した事を心象風景として妄想を交えながら再構築するときに、光を内包するガラスを媒体にすることは、私の作品にリアリティーを出すように思う。


実験(焼成前)↓


焼成後↓


実験(焼成前)↓


焼成後↓


実験結果↓




経歴

1993年、愛知県生まれ。幼少の頃より習っているピアノや好きだったお絵かきを通して、自身の感性で表現したものが人に感動を与えることに喜びを覚える。2016年に京都市立芸術大学陶磁器専攻を卒業後、陶芸講師として約3年間勤務したのち、富山ガラス造形研究所に入学。現在、陶芸で培った知識を用いて、土とガラスを組み合わせた作品を制作している。


研究発表



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