Molly Liu

シカゴ美術館附属美術大学ビジュアルコミュニケーションデザインを経て、2020年多摩美術大学統合デザイン学科修士号を取得、卒業後の三年間でグラフィックデザイナーとして活動。その間にガラス製品のデザインに興味を持ち、2023年富山ガラス造形研究所に入所。現在はガラス制作に取り組む。

研究テーマ

「素材の融合と表現の探求」

石膏模型に頼らず、金属構造を土台にしたガラス造形の新しいアプローチを試みています。ガラスと金属など異なる素材が融合することで生まれる可能性を探り、素材の特性を最大限に活かした表現を追求しています。

研究経過発表


名古屋芸術大学での研究発表

発表テーマ

「残存」

時間が定格された一瞬の情緒に与える沈澱と変化の表現についての研究。時間の経過とともに、一瞬の情緒は瞬間的な強烈な反応から徐々に沈澱し、より深く、複雑なものへと変わっていく。

ガラスについて

透明で、光を反射したり通したりして視覚の媒介になる一方で、不透明で混沌とした粒子感を持ち、視線を曇らせる。この二面性に魅了され、ガラスの透明で純粋な一面と複雑で変化に富む一面に惹かれ、その探求心がかき立てられる。







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