宮﨑 輝子研究テーマ「あるようでない」 形の輪郭を何かで覆うことで実体はないがあるようにみえることに興味がありこの研究テーマを選んだ。ガラスで物の表面を形どることで形の輪郭が曖昧になり、ふだん表面上でしか見ていないものが不確かな存在になってしまうことが狙いである。大学時代では陶芸を専攻していたことから、土の泥を浸み込ました布を形の上に 被せて焼成をしていた。この研究所では1年生後期に制作した青板ガラスをスランプ してみた。透明なガラスは型どった内側がみえるのでより存在の不確かさが感じられた。 研究方法はスランプを中心にしていくが、ホットの宙吹きや、コールドのカービングも使っていきたい。
研究発表会場:名古屋芸術大学beギャラリー
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